2014年03月02日

前回に引き続き、インド2日目をお送りいたします 山村でございます。


そうですね、ここからインドの濃い部分。




デリーから、次の目的地バラナシに向かうためニューデリー駅を目指します。9:30AM。


バックパッカー宿があるメインバザールは、ざっとこんな景色

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声をかけてくる人がたくさん。大体は客引き、もしくは物乞い。


「どっから来たんだ?」「日本人か?」「どこいくんだ?」「ネパール人か?」「私たちは友達でしょ?だから10ルピーちょうだい」などなど


10メートル歩くたびに、また声をかけてくるインド人。おそらくは仲良くなろうというわけでもないだろう。完全に金銭目的。


そして、先に書いておこうと思う。この旅の間、「日本人か?」って聞かれたのが6割くらい。


その他の4割はすべて「ネパール人か?」って聞かれたことに驚いた。


大体の言い分が、僕はネパール人コックに見えるらしく「どこのレストランに働きに来たんだ?」って。


確かに、ネパールの人は「日本人と、顔つきも雰囲気も似ている」と聞いたことはあったけど


自分でも、ネパール人に見られてしまうなんて「まさかのまさか」というか、逆にネパール人男性がどんな顔なのか無性に気になって仕方がなかった。




まあ、語弊はありそうだけど 話しかけてくるインド人は、とにかく面倒くさかった。




世界三大ウザイ国だとか、嘘つきが多い、とか聞いてたけど 面倒くさい人はたしかに多い。


そして、ここから先のデリーが本当に大変だった。


地図なんて広げていたら、まさに「カモ」状態だと思い、頭に入れていたはずの道筋をひたすらに歩いていたはずだった。


そう、ニューデリー駅に向かっているはずだった、が どうやら真逆に歩いたようで完全に迷子。


歩けば歩くほど、人がどんどんいなくなってゆく。


そして気づけばまた「どこいくんだ?」と声をかけてきたのは、3〜40代のインド人男性。


はじめのうちは適当に会話を流していたのだけど、ずっと それはもう本当にずっと、ついてくる。「なんで、おれを嫌うんだい?」とか、ずっと言いながらついてくる。


「いっしょに話をしながら歩いた」ってだけでも、ガイド料をよこせ。とかインドでは常套手段なのです。


たぶん40分はいっしょに歩いたと思う。


それで、どうしようもないなと思ったので 完全に無視してたら、横に並んで歩いていた男性の姿が ふっと消えた。


と、思った瞬間 いきなり背中に「ドスッ」と衝撃が走る。 そうです、殴られました。


びっくりして振り向くと 「FUCK YOU!!」と叫びながら走り去ってゆくさっきのインド人。


僕も「おいこの野郎!」と言い返したかったけど、あっという間の出来事過ぎて何も言えず。


今思えば、そこはスラムのようなエリアだったのかも。ほとんど歩いてる人も見かけなかったし。




そして、歩き続けて5分くらいで また絡まれる。 おそらく同年代くらいに見える男性3人組。


「日本人か?」って話しかけてきたので、何気なくかわそうと思ったのも束の間。


かぶっていた帽子を盗られる。「おれにくれよ。」みたいなことを言っていたけど、もちろんやるつもりもないし、バッと取り返すと見事に囲まれてしまった。


前の男が僕をバンっと押すと、次は後ろの男たちが僕を突き飛ばす。まるで、イジメられっこ。


そして前に立ちはだかった男が言った。


「おまえみたいな日本人は、俺らインド人が殺してやるからな」みたいな感じだった、はず。


怖かった、たしかにびびったけれど、本気でむかついたので睨み返して「What!?」なんて言っていたら、また前の男が突き飛ばそうとしてきたので、手を払う。


そんなこんなで 終わりそうにもないし、本当に怖かったし、とりあえずは呆れた顔してそのままその場を立ち去ります。


荷物も10キロ以上あったし、走って逃げるのもなんだし、普通にてくてくと歩いて逃げる感じ。




その後も子供たちが集団で寄ってきて、ポケットに手を入れてきたり、「10ルピーくれよ」の嵐。本当にこの地区は散々でした。




そして教会らしきものがあったので「さすがに大丈夫だろう」と思い、掃除をしていた老夫婦に駅までの道を尋ねた。


しかし、英語がまったく通じずにあきらめかけていたら、老夫婦の知り合いが通りかかって何やらボソボソ話している。どうやら、その通行人が英語を理解できるらしいということで道を尋ね直す。


「ニューデリーステーション」という単語以外、全部ヒンドゥー語だったから正直わけわかんなかったけれど、指をさしてくれている方向にニューデリー駅があるらしい。


方角が全然わからなかったし、一刻も早くそこから抜け出したかったので、とにかくそっちへ行くしかなかった。


それは完全に歩いてきた逆方向だ、自分の方向感覚を恨む。




そこから20分ほど歩くと、駅が見えてきた。「Rajiv chork St.」と書いてあった。


とりあえず構内に入り現在駅を確認すると、ニューデリー駅まであと1駅だった。それならもう電車に乗ってしまおう、ということで駅員さんにコインのようなものを貰う。切符のかわりとのこと。


それがこれ。ぶれててすみません。

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ここはメトロの駅のようで、わかったことがひとつ。


悪そうな人が全然いない、見るからにみんなマトモそうな人たちばかり。服装を見ただけでもそれがわかった。


それがなにゆえなのか、なぜ悪そうな人が見当たらないのか、この後すぐに知る由となります。








だいぶ長くなったし、今日はこのへんで。また次回に続きます。ずっと続いてばかりですみません。


おそらくあと最低2部以上は続きそう、です。


長々とお付き合いいただき、ありがとうございます そして、すみません。






yamamura



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2014年02月27日

久方ぶりのブログですみません


あいかわらず、2014年も こんな感じです 山村です


やっと写真の整理をして 年末年始・弾丸インド旅の始終をご報告いたします


もう2ヵ月も前のことになっちゃいましたけれど




と、いうことで 


まずは福岡から上海(浦東)経由で、インド(IGI)を目指します



とりあえず上海は浦東空港へ到着。景色は、すんごい真っ白。

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40分ほどでしょうか、外でぼーっとしていましたら 喉がピリピリしたような。


これがあのPM2.5の破壊力なのだろうかとかなんとか考えていました




上海から、いよいよインド


インド着予定は19:55PMということで、空から日の入りを見れました。


機内より

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今回使った航空会社は中国東方航空。


あまりいい評判を聞いていなかったのですが、クルーの方々はみな親切でした。


機内食は、たしかに微妙だったけど そんなこともあろうかと思い、空港で事前に済ませておいたので


そこを割り切れば、安いし、移動手段として使う価値はあると思います





そしてインド到着。空港めちゃくちゃきれい。


トイレなんかもきれいだし、ぜったい間違って入ることがないだろうな、という感じ。

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その、トイレ入り口。右が男性用、左が女性用、じつに美男美女だし うーむ。わかりやすい。

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そして、宿泊予定のゲストハウスまでタクシーで向かう。


運転、超荒いです。ベトナムの数十倍かな


まさに 絶叫アトラクション そんなムサカさんの運転


写真がブレブレなのは、そのせいです。 きっとそう、ムサカ兄さんのせいです。


空港から目的のゲストハウスまで、揺られることおよそ30分。

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で、ゲストハウスに着き 荷をおろして街をブラブラ

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なかなかに混沌としていて、人や匂いで溢れかえっていた

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普通にそのへんで牛が、何を考えてらっしゃるのか ぼーっと立ち尽くしています

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そして おなかが空いたころだったので、とりあえず近くでごはん。数種類の野菜や豆のカレーとピクルスのようなもの、それにライスが乗ったプレート「ターリー」を食べる。

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基本的に肉食、そして飲酒もあまり「良し」とされないようで、肉を使った料理やアルコールは一切置いてなかった。味は、おいしく感じるものと、少し苦手なものと両方。量は十分すぎるくらいに多く、結果、残してしまいました。




そして宿へ戻る。なんといっても安宿、シャワーが水のみ。お湯でません。


インドといっても冬のデリーは、日本より少しマシってくらいなので 余裕でさむいわけです。


あたまが凍りつきそうになりながらも頑張って、あたまは無事洗えた。


まあ 10秒くらいぶわーっと泡を流して、ちょっと休んで、また気合で10秒流して、また休んで、という具合の長期戦。


そしてこんなこともあろうかと思って持参していたシャワーシートで残りの体を拭く。


なんとなーくすっきりして、ベッドに寝そべる。


買ってきたビールを飲みながら、スケジュール帳に明日の行動予定と日記のようなものを書き留めて


12:30AMくらいかな、早めの就寝になりました。


移動疲れのせいか、いつのまにか寝ていた という感じ。





目が覚めると、犬の鳴き声があちこちから聞こえていた。7:00AM。


思えば、寝ている夜中の間もずっと聴こえていたような気がする。





やはり朝も冷えていて、少し霧もかかっている。


少し着込んで外に出ると 宿の主人が眠そうに子犬を撫でていた。


軽くあいさつを交わしたあと、水を買いに。

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宿近くの床屋さん、早朝から開いてます

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夜ほど人通りはなく、道を掃除をしている人たちが目につく


そして何食わぬ顔で、その集めたゴミを牛が食べている

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恐るべしインド、なんて思いながら宿へ戻ると、食堂に朝食が準備してあったので食べる


雑炊のようなものとチャイ

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インドに行ったことのある人たちから「チャイが美味しい」と聞いていたけど、本当においしい。寒さもあって、特にそう感じるのかもしれない。



とりあえず一度のブログ容量が既にこのへんでリミットぽいので、また続きは次回。


引き延ばしてしまいますが、ここからインドのインドたる由縁っぽさに巻き込まれていくのであります。


出発初日から二日目早朝(デリー)は、このへんで終了です。






・本日のおまけ


インドの旅で聴いていた曲。歌詞も素敵だし、旅しながら聴いてると特に気持ちがいいです。


見えないものも、見えるものも すべてが美しく思える、そんな歌。


♪「 THE FUTURE / SIMON LYNGE」




yamamura
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2014年02月19日

こんにちは:)

maiです*

ごぶさたしております。(笑)

かれこれ約一ヵ月間、ブログの更新をしていなかったので
久々の更新になります。

少しずつ更新していきますのでお楽しみに!!!!


まずは、私事ですが

ハンドメイドのヘッドアクセのNEWのもの♪



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来月にマルシェに参加するので
春にむけてのヘッドアクセを製作中です^^

今回はブローチもご用意しております。

お楽しみに♪


そして、2月に入りまして

27歳の誕生日を迎えました♪

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hydeleafに入社当時は23歳だった私も
27歳の誕生日、hydeleafでは3度目の誕生日を迎えました^^

昨日より今日、今日より明日が
より良いものになるように
日々努力していきます^^

いつも支えてくださっている皆様に
感謝の気持ちでいっぱいです*

ありがとうごさいます。


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最近のおしごと。     chokichoki

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model:naoko(セミロング)
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model:haruka(ロング)
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model:sachi(ミディアム)
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model:kimiko(ショートボブ)
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mai*
posted by hydeleaf hairdesigns at 17:50 | Comment(0) | BLOG